高田荘から一番近いクリーニング屋さんに行った時の話。
なぜかそこのおばちゃん(70才♀)の若かりし頃のラブストーリーを小一時間拝聴。
寅さんみたいな粋な語り口でおばちゃんは話し続ける。
時は昭和30年代初頭。
おばちゃんうら若き乙女二十歳。
ウエイトレスをやっていた時、一茂似のサラリーマンに一目惚れ。
さりげなく住んでいる場所を聞き出して
ある日夜の十二時に彼のアパートに押しかけた。
・・以下略。
このあとの展開は
おばちゃんと一茂の恋の駆け引き物語。
・・というか、官能小説より濃厚な話が展開される。
「手に汗握る展開」とはこのことで
気付けばおばちゃんからもらった明治の板チョコが
俺の手の中で溶けているくらいのおばちゃんのラブロマンス。
おばちゃん、駆け引き上手・・・
恋せよ乙女。
堕ちとけ男子。
2008年春、満開の桜の前で思う。
【写真】
神田川の桜
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