【写真】受験の神様達と宮崎県知事と馬場 @博多の紀伊国屋書店
『壁を越える技術』 BY 西谷昇二
『今、変わらなければいつ変わるんだ、やれ!』 BY吉野敬介
『人生を劇的に変える東国原式勉強法』 BY 東国原英夫
『受験はゲーム! 「道塾式」劇的合格法』 BY 馬場祐平
タイトルって面白いね。
一見、カリスマの本たちと並んでいるように見えるが
壁を超える技術が欲しいところです。
今日のひとこと
それにしても、我が国の流通網の素晴らしさをみた思いです
コーヒーとビールの飲みすぎ
【写真】あやとり橋(石川・山中温泉、2年前に旅したときのもの)
明日、解散。
ちょうど郵政解散から4年。
前回はまだ暑さが残る、9月に総選挙があった。
あれから4年か…
俺の人生にしたらあっという間だったが世界のスピードからしたら
「やっとか・・・」といったところか。
馬場が、政友会の総務幹事という世の中へのインパクト的にはゼロに等しかった時期から「社長」になり、「テレビ」「新聞」に出て「本」を出すくらいだから、世の中はだいぶ動いたのだろう。
さて。
その解散総選挙になるわけだが、ただのお祭りでないことは間違いない。
というかお祭りではない。
「日本がよくなる」可能性について考えなければいけない。
村上龍氏監修のメールマガジンで
『村上龍、金融経済の専門家たちに聞く』という特集がある。
村上氏がお題を投げかけて、各専門家たちがそれぞれの私見を投げ返すというのがやり方。
村上氏の素朴な問題提起とフラットな立場から 金融経済のスペシャリストたちが
私見を述べあうというスタイルがとても面白い。
その中で、
Q:来るべき総選挙で民主党が過半数を取った場合、
国民のどの層がどんな利益を得るのか? というのがあった。
その中で、何人かの答えが
「民主党の政策から最も直接的な恩恵を受けるのは、子供が多い家庭」
に集中した。
「子供手当」のことだ。
中学3年生までの子供がいる家庭へ1人月額2.6万円の子供手当を支給する
という政策。
ふーんという感じだが、たまたま今日読んでいた
『20代、お金と仕事について今こそ真剣に考えないとヤバイですよ!』という
長いタイトルの本とリンクするところがあった。
以下、ほとんど本の引用だが
現在30歳の夫婦は子供を何人育てられるか?という問いに対する数式である。
【ポイント1】生涯賃金
30歳の平均手取り額は400万円と言われている。
「経済のグローバル化による賃金低下」と「増税と社会保障費の増加」により
手取り額が変わらず今後30年続くと過程した場合・・・
(60歳ー30歳)×400万円=1億2000万円が生涯賃金となる。
【ポイント2】60歳までの夫婦の生活費(働き手は一人の場合)
夫婦2人で暮らすために必要な最低年間生活費を
生活保護制度の平均的な支給額を当てはめて計算すると・・・
14万円×12か月×30年=約5000万円が必要。
【ポイント3】老後の蓄え
2人で3000万円 必要らしい。
【ポイント4】子ども一人を育てるのに必要なコスト
3000万円 必要らしい!
【答え】そんな夫婦が育てることのできる子供の人数は・・・
(生涯賃金)ー(最低限の生活費30年分)ー(定年後に必要な貯え)
=4000万円
4000万円÷3000万円(子供一人に必要なコスト)=1.333人
1.333人。
2008年の出生率が1.37人。限りなく近い数値。
まぁ、この計算式には突っ込みどころもあるだろうが、
とにかく現代の出生率は、合理的な数字であるともいえるのではないか。
【そこに、子供手当が実行されれば・・・】
子供一人に対して、中学3年生までに支給される額は約500万円。
さっきの式に500万円を入れ込むと
4000万円÷(3000万円ー500万円)=1.6
むぅ。それでも1.6人か。
「人口を維持できる水準の出生率」は
2.07とされるらしいからまだまだ足りない。が、大きな前進になろう。
今の職場は、20代がほとんどの若い組織だが
子供がもうすぐ生まれる人がいたり、近い将来結婚を真剣に考えている人がいたりと、お金に関するシビアな話が出てくる。
そんな環境だからか、
お金はとても必要だし、子供を育てることは大変なことだ、
と最近強く思うようになった。
子供手当の是非に関しては、
財源の出所なども鑑みて見定めてなければいけない問題とは思うが、
いずれにせよ、1、37人という現実は重く見る必要があるし
そこになにかしらの政治的アクションは必要だと思う。
そんなことを考えた解散直前の日でした。
今日のひとこと
「そういえば、俺が育つのにいくらかかったのだろうか・・・」
【写真】「でじま」長崎港にて
『竜馬がゆく』をゆっくり再読している。
竜馬は大変な「船狂い」だったらしい。
諸藩の名だたる志士たちが我先にと京へ上洛し
刀を持って尊王攘夷!と叫んでいた時代に
竜馬は、長崎、神戸、江戸を行ったり来たりしながら
船を集めることに執心していた。
そして、血気盛んな志士たちに「船をやろう!」と説いて回っていたそうな。
彼らからしたら「気は確かか?」と言いたくなる状況だろう。
若い志士たちを仲間に徒党を組んで
竜馬艦隊を作りたかったらしい。
そして倒幕、さらには世界を相手に商売を
するつもりだったらしい。
これが日本初のカンパニー、「海援隊」になっていく・・・
さて、現代。
マネックス証券松本大氏のblogで
こんな記事があった。
http://ameblo.jp/monex-oki/entry-10295300721.html
「若者党」
この松本氏の発想は以前、馬場から紹介されて
ちょっと話したことがあった。
発想がとても素晴らしいと思う。
以下、blog引用。
若者党を作るのに、歳を取り過ぎているから出来ない、
と云う理由なら分かります。
しかし若過ぎるからなんて。
この古典落語のような落ちに、
私は文字通り椅子から転げ落ちてしまったのでした。
歳を取り過ぎるまえに・・・
今日のヒトコト
日馬富士がメキメキ成長している
【写真】キックオフ後のパーティー
(全国の事業部関係者1500人が一同に集結)
今日は、おススメコラムを2つ。
【大前研一】
この前、blogに扱った東国原出馬問題で
書いた視点と同じようなことをよりわかりやすく大前氏が言っている。
この人は、常々、国の借金に対して警鐘を鳴らしていたり
政治の仕組みに対して新しい提案をしているのでぜひチェックしてほしい人。
もう何十年も持論を訴え続けているスーパーな人だ。
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090707/165598/
【高城剛】
「ストリート革命」という記事が面白い。
車中心の道から歩行者中心の道へ。
歩行者が大きな道の真ん中を闊歩する。
絶対気持ちいいよね。
http://blog.honeyee.com/ttakashiro/
いま、当たり前に感じていることって
実は「古い」んじゃないか。
そうやって疑ってみること大事なことだと思う。
この両名に共通する点は
世界の動きをよく知っていること。
だから、日本の枠に捉われない
着眼点、発想を持っている。
話はちょっと逸れるが
日本人が最も愛する歴史上の人物、 「坂本竜馬」
この人は徳川260年の常識に捉われずに
世界を見ていた人だった。
最近、『竜馬がゆく』を読んでいて考えるのは
なぜ日本人は竜馬が好きなのか?ということだ。
日本人はとかく、「横並び」「変化を好まず」「枠からはみ出たくない」的な
気質が強いと言われるが、竜馬は完全に真逆に位置する人だ。
竜馬が好きな日本人。
本当は「枠に捉われたくない」という欲求を
持っているのではないだろうか。
もし、そうだとすれば
そんな日本人にはぜひ「大前研一」と「高城剛」を
チェックしてもらいたい。
現代の「竜馬」は誰だ。
今日のヒトコト
「ティファニーで朝食を」
【写真】Red Lantern @出島ワーフ
なにが画期的か。
これを見てほしい。
http://www.wasedarugby.com/topics_detail/id=2120
You Tubeに早稲田ラグビー部専用チャンネルが出来た。
早稲田ラグビー部は清宮時代に
アディダスとスポンサー契約をしたり
地域スポーツクラブを作ったり
はたまた、ホームページのコンテンツ制作に力を入れたりと
常に先進的な試みで、ファンとの距離を縮める努力をしている。
今回のYou Tubeでの専用チャンネルも然り。
(単独チームが公式チャンネルを持つのは、スポーツチーム初)
長崎からでも上井草での練習試合が見れる★
早明戦や早慶戦のようなビッグな試合はテレビで見られるが
練習試合はそうはいかない。
それが見れるようになる。
画像は荒く、45分間のハーフをずっと見ているのは辛い。
しかし、機器の性能や撮り方次第で、
普通にテレビを見ているような感覚に近いところまで持っていけるだろう。
これまでも個人が撮った映像や
著作権無視でテレビから拝借した映像などが
ウリだったYou Tubeだが、
言ってみれば無法地帯サイトであったことは間違いない。
そこに、認知度が高く、広い範囲でファンの多い
スポーツチームが公式にチャンネルを作ることで
サイトに“お墨付き”を与えることになる。
一種の安心感とサービスの幅の広さをユーザーに
伝えることになるだろう。
そうなると、これまでもあった個人発信に勢いがつき
加速度的に個人が撮った映像が
各家々で普通に見られるようになるのではないだろうか。
早稲田ラグビーに限らず
地域のサッカーチーム、高校スポーツ、合唱コンクールなど
マスメディアでは取り上げられないが
少数の関係者からは注目される
そんな情報がたくさん埋もれているはずだ。
You Tubeを初めて見たときの
衝撃は今でも覚えているが、
その使い方が少しずつわかってきた。
そんな時期だろうか。
P.S.
You Tubeのおかげで世界的に一躍有名人になった
のど自慢的番組で歌う女性の映像。思わず全部見てしまう。
http://www.youtube.com/watch?v=1t8m7CkpIK0&feature=related
今日のひとこと
『一寸先は闇』