2009年6月8日月曜日

無邪気で本気な挑戦






















【写真】蛍茶屋近くのお寺



日経新聞一面で
グーグルの経営システムについて紹介があった。


創業者は若い技術者2人。

2人から始まった大いなる挑戦は
今は世界中の人々の身近に無くてはならない
システムになりつつある。



ここまではよく知っている。




彼らは、会社設立3年で
経営を外部から招いたシュミット氏に委ねる。


これは知っているようでよく理解していなかった。



彼らは経営会議や株主総会にもほとんど
顔を出さないというのだ。



そこまで極端に経営を任せているとは知らなかった。





創業者2人には大いなる目標がある。




「世界中のあらゆる情報を組織化すること」



めちゃくちゃ壮大なことを大真面目にやっているのだろう。



大いなる目標のために
誰にも邪魔されずに、技術や製品開発に集中したい。

トップスピードで突き進みたい。



だから経営は信頼できる専門家に任せて
自分たちは邪魔されずに走り続ける。
もちろん、重要な決定権は自分たちで握っている。
自分たちがやりたいことが阻害されない限り
経営の一切を専門家に任せるのだろう。




そんな仕組みを作ったのだ。




自分たちがやりたいことを
世界最高の環境で推進する。



無邪気な好奇心と壮大な理想を
着実に推進する。とことん追求する。


本気なんだな、とちょっとぞっとした。




彼らは経営という観点でも
これまでの世の中では考えられなかったことをしている気がする。






今日のひとこと

「ここに自分より優れた人々を集める術を知っていた男が眠る 」


-鉄鋼王カーネギーの墓に刻まれた言葉

0 件のコメント: